第9話 招待 漣蓮視点

あの地下街。

正確に此処がどのような所なのか全く予想が付かない。

とりあえず此処が何なのかを調べるべく周りを探索する事にした。

何処と無く中華街のような雰囲気を持つその町並みは人気が無いにも関わらず十分過ぎる生活感を見せている。

周りを見てもあまり分からないので真っ直ぐに歩き出すことにした。

ある程度歩き回って分かった事と言えば此処に住んでいたのは人間では無いという事。

此処が幻想郷だという事を考えれば当たり前だろうが。


歩いているとある建物を見つけた。

まるで館かのような外見。

門は閉められており中を見ることは出来なさそうだ。

風景としては大変あっているのだがその存在が異様な為か気になった。

館の周りをぐるぐる回っていたら誰かに声をかけられた。

「ど~したの~?」

高めの声。それでもはっきりと聞こえた声だった。

振り返ってみる。

・・・誰もいない?

いや、でも今しっかり聞こえたし。

「入りたい~?」

館を回っていたからなのか館の中に興味があると取られたようだ。

その通りなんだけど、やはりそれ以前に声の主が居ない事の方が気になる。


色々な事が同時に起きた。

「おいで~」

その声と共に門が開いた。

そしてさっきまでその場に居なかった人がその場に佇んでいた。

緑っぽい髪。黄色い服に白から緑に変わるスカート。

黒に黄色のリボンのついた帽子を被った少女。

髪の色もさる事ながらそれよりも目を引く点がある。

彼女の前に閉じた瞳のようなものがありそこから糸のようなものが伸びている。

若干浮いているが今更気にしない。

そんな彼女が再度此方に話しかける。

「おいで~」

相変わらず独り言のように喋る。

此方を見ながら喋る事によってようやく私に対して喋っている事が分かる。


そうやってこの館のような場所、後に分かる情報で言えば「地霊殿」へと招かれた。


後書き

お~っとどうしようか。

このシーンを動画化しようと思ったら漣蓮もこいしだしこいしもこいしだしでこいしがめっちゃいっぱい居るぞ~?

こいしこいし五月蝿いですねはい。

しかしマジで此処のシーンをどうしようか。

漣蓮の声もこいしにしちゃってるから此処のシーン全く同じ立ち絵で全く同じ声のキャラが二人。

あ~・・・。最悪此処動画じゃカットですかね。

とまあそんな編集者事情は置いておいて、執筆者事情へ。

気が付いたらもう7月が終わるじゃないか。

夏休み途中頃私なんて言ってたっけ?え?

夏課題を最初の二週間くらいで終わらせて後は遊ぶぞ~?

終わったの3分の1だけですけど。もう二週間経ってますけど。

有言不実行ですね処せ()

んな感じで、危なかったら8月の終わり頃全く投稿していないという事なのでよろしくです。

んじゃま。

よいフリーライフを。


漣蓮のブログ

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