タッチタイピング練習法紹介

前の記事でタイピングが早くなるためのステップを紹介しました。

その記事では、第一の条件としてタッチタイピング(ブラインドタッチ)が出来るとありましたが、国政調査によると、タッチタイピングが出来るのは日本成人人口の2割程度だそうです。

そう聞くとタッチタイピングが出来なくても別にいいんじゃね?とか思うかもしれませんが、向上心を持って下さい。

第三者目線で客観的に考えると、タッチタイピングは普通に格好良いです。貴方もタッチタイピングを習得して、友達に見せ付けてみましょう。


そのⅠ:ホームポジションをしっかりする

ホームポジションが何か簡単に説明しますと、タイピングをする際に、最も効率的な指の置き方です。

これは文で説明するより絵で見て貰った方が分かりやすいと思うのでネットで見つけた画像を上に乗せて置きました。

実は意外とこれだけでも少しタイピングが早くなります。だって最も効率的な指の置き方をしたのです。それに比例してタイピングの効率も向上しますから。

ホームポジションがしっかりしてるだけで、タッチタイピングが出来なくてもタイピング出来る感が出ますよ。


そのⅡ:最適化をしよう

ホームポジションがしっかりして来て、さあ早くタイピングしようと思いますが、早まらないで下さい。

ホームポジションを覚えて、無意識にその指の置き方が出来る様になった時、次に必要なのは最適化能力です。

最適化と言うのは、同じ単語、文字でも、押すキーが異なる時に、より早く押す事が出来る様にする事です。

例えば、「じゃ」と言う文字は「zya」と打つより「ja」と打ったほうが押す回数が少ないです。また、左小指の酷使を避ける事が出来るので指が疲れ難いです。

最適化は、より早くタイピングをする為に押すキーの数をなるべく減らす事、と言う認識で問題ありませんが、正確にはより効率的にタイピングをする為の技術と覚えて貰った方が語弊がないと思います。


そのⅢ:一つのキーボードを使い続けない

今迄の練習で、貴方は何個のキーボードを使いましたか?

普通に考えて一個ですよね、二個も三個もあるほうが可笑しいです。

しかし、キーボードが二個も三個もある人は基本的にタイピングが早いです。何故でしょう。

それはあらゆるタイプのキーボードに慣れている為です。

キーボードにも、深い浅い、重い軽い等と言うものが存在し、それらはメーカーや商品によって全く異なります。

例えば貴方がいつも重くて深いキーボードを使っていたとしたら、浅くて軽いノーパソキーボードみたいなキーボードだとあまり正確に打つ事が出来ません。

慣れと言うものはあるべきものですが、時に不必要なものになります。

何かしらのタイピング検定等を受ける際、稀に貴方のキーボードを持ち込めない、協会指定のキーボードを使えと命令される場合もあります。

その際に、感覚がいつもと全然違う場合、貴方のタイピング能力はガクッと下がってしまいます。

いつでも本来の力を発揮し続けたいのなら、ありとあらゆるキーボードでタイピングすることをお勧めします。


そのⅣ:キーボードをなるべく見ない

此処迄来て、やっとタッチタイピングらしい事を始めます。

そう、キーボードを見ずにタイピングをすると言う事です。

やってる人は簡単にやりこなしますが、初めてやろうとするとどう頑張っても出来ませんよね。

では何をするといいのか、最初の内は、一文字ずつ、丁寧に打ち込んでいきましょう。

その際に、なるべく、と言うか絶対にキーボードを見ない事を意識しましょう。

ホームポジションの関係から「ASDFJKLP」の文字は簡単に打つ事ができるでしょう。

しかし、私の実体験からすると「ERTBN」あたりの文字は打ち難いのではないでしょうか。

このあたりはどの指からでも遠く、又は、指定されていない指でも押せてしまうため、たまにこんがらがってしまいます。

このあたりは完全に距離感の感覚です。このぐらい遠かった、と言う感覚を指に埋め込みましょう。

幸い、世界に出回っているほぼ全てのキーボードはキー間の距離感が大体同じです。

物凄い曲者もたまに居ますが、そういうのは変な癖が付くので最初の内は嫌っときましょう。


そのⅤ:バックスペースの距離を覚える

キーボードを見ない、タッチタイピングの醍醐味の後にやって欲しい事は、バックスペースの位置を覚えて欲しいです。

なぜかというと、絶対にミスらない、いつでもタイピングミスをしないという人間は居ません。変換を間違えたりだとか余分なキーを一緒に押しちゃってたとか、色々ありますが、何かしらの要因でミスをする事があります。

その際に、瞬時にその文字を消す事が出来れば、必然的に全体的なタイピング速度が向上します。

しかし、バックスペースの位置は地味に遠いです。これが中々の難所でして、行き過ぎたり足りなかったりと慣れるまでは全然正確に消せません。

しかし、何回も言う通り、キーボードの全ての要素は感覚で覚えたほうが早いです。

日々地道に練習して、距離を覚えていけば、いつの間にか覚えていますよ。


此処までは一般的なものを個人解釈して説明してたものです。

これより下は、私が行ったタイピング練習の様々です。

一般に比べて大変ハードな事をやってるので、下の方法を真似して練習する事は控えた方が宜しいかと。


とりあえず早くタイピングする。

早いタイピングに憧れて滅茶苦茶早くタイピングしようとしてオラオラとタイピングをして、指を慣らしていました。

前述してる通りにこうすると変な癖が付き、中々直せないのでお勧めしません。


ローマ字ばっかり見てた

前の記事でローマ字に慣れろといいましたが、その行き過ぎた悪い例です。

例えば、ウェブタイピング練習サイトでは、本文、平仮名文、ローマ字文と別れている事が殆どですが、私はその中のローマ字文だけをがん見してタイピングしていました。

こうすると、日本語からローマ字への変換能力が劣るので絶対にしてはいけません。

本来は、本文を見ながらタイピングしていき、読み方や今何処を打っているか分からなくなった時にローマ字を見る物です。


これらの行為は結果的にタイピングは速くなりますが、致命的な癖や弊害が発生する可能性が高いです。

実際この癖をなくすために1年近くかかりました。

色々言いましたが、結局は自分の練習法が一番です。

私たちのようなタッチタイピング練習法を紹介している人は、あくまでこんなものもあるよ、これなら早く慣れるかも、と言う希望的観測からの説明です。結局は貴方の個人的な練習ですので、私たちはそれに直接口出しできませんので。

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